能年玲奈「まちおこし海女アイドル」快調発進
産経新聞 4月7日(日)12時48分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130407-00000537-san-ent








「見渡すと何もない、という風景がすごく開放的で、すごくいいなって思いました。
ざっぱーんと波が強くて、でも潜ったら穏やかで、きれいで、そよそよと(魚が)いっぱい泳いでて…」
ロケ地の岩手県久慈市の海を語るその口調は、ゆっくりとしたテンポで、まるで海の中にいるかのよう。
視線をまっすぐに、ひとつひとつ言葉を探し出す姿には、不思議と引き込まれる。
演じるのは、東京で育った高校生の天野アキ。
平成20年夏、母の春子(小泉今日子)の故郷「岩手県北三陸市」を初めて訪れたアキは、
祖母の夏(宮本信子)をはじめとする海女たちに出会い、自身も「海女になりたい」と宣言。
やがて「地元アイドル」として注目され、活躍していく。
「アキちゃんはいっぱい挫折して、でも『楽しいからやりたい』って…。
ひとつのことに集中すると、周りが見えなくなるところとか、『すっとこどっこい』なところが、共感できるなと思います」
兵庫県の山間部の出身。ローティーン雑誌のモデルから女優の道を歩んでいる。
「モデルさんがページを作っているということに、すごく憧れて。載ったときは『もっとこういう風に写りたい』とか、
たくさん、やりたいっていう感じがすごくわき出てきて…」と
応募した当時を振り返りながら、目がらんらんと輝きだした。
オーディションで1953人の応募を勝ち抜いたのは、穏やかさの中にある気持ちの強さだろうか。
周囲はベテラン揃い。
「『の』の字をずっと見ていると何の字か分からなくなるような感じ
。私がやっているのは、アキちゃんなのかなと思ったこともありました」。
そんな葛藤も、周囲の支えで少しずつ乗り越えている。決して泳ぎが得意ではなかったが、特訓の末、5メートルまで潜れるようになったという。アキとともに成長していくヒロインだ。
「アキちゃんと一緒にその街に行った気分になれるし、田舎ってすてきだなって思えたり、のびのびした気分になれると思うので、ぜひ『来て』ください」。最後は“町おこしのアイドル”としてPRした。
【キーワード】
能年 玲奈(のうねん れな、1993年7月13日 - )は、
日本の女優、ファッションモデル。
兵庫県出身。
レプロエンタテインメント所属。
2006年、ローティーン向けファッション雑誌『ニコラ』(新潮社)のモデルだった新垣結衣に憧れて
第10回ニコラモデルオーディションに応募し、グランプリを獲得。
2010年頃より女優として映画やテレビドラマで活動を始める。
2013年度前期の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)のヒロイン・天野アキ役に、
オーディションで1953人の中から選ばれた。
同年2月8日、公式ファンクラブ「くるぶし」を開設。
(wikipediaより)