iPSから
角膜表面の細胞作製…阪大チーム
読売新聞 3月24日(日)13時52分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130324-00000249-yom-sci








大阪大の研究チームが、様々な細胞に変化する能力を持つ
iPS細胞(
人工多能性幹細胞)から、
目の
角膜表面の細胞を作製した。
将来は、
角膜表面がにごって
視力低下などが起きる原因不明の難病
「スティーブンス・ジョンソン症候群」などの
治療につながる可能性があるという。
同大の西田幸二教授と林竜平助教らの研究チームが23日、
横浜市で開かれた日本再生医療学会で発表した。
研究チームが作製したのは、角膜表面を覆い、
細菌など病原体の侵入を防いでいる「
角膜上皮細胞」。
人の
iPS細胞に特殊なたんぱく質などを加え変化を誘導し、
角膜上皮細胞と良く似た構造を持つ細胞を作って、
シート(薄膜)の形状になるように培養した。
このシートをウサギの目に移植し、病原体を防ぐ機能を確認した。
【キーワード】
人工多能性幹細胞
(じんこう たのうせい かんさいぼう、
英: induced pluripotent stem cells)とは、
体細胞へ数種類の遺伝子を導入することにより、
ES細胞(胚性幹細胞)のように
非常に多くの細胞に分化できる
分化万能性 (pluripotency)と、
分裂増殖を経てもそれを維持できる
自己複製能を持たせた細胞のこと。
英語名の頭文字を採って iPS細胞
(アイピーエスさいぼう:iPS cells, iPSCs)と呼ばれるほか、
英語名の意訳で
誘導多能性幹細胞(ゆうどう たのうせい かんさいぼうとも呼ばれる。
2006年(平成18年)、
山中伸弥率いる京都大学の研究グループによって
マウスの線維芽細胞(皮膚細胞)から初めて作られた。
(wikipediaより)PR
COMMENT