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福島第1原発事故>
東京電力が
家財賠償始める 生活再建本格化
毎日新聞 3月29日(金)11時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130329-00000032-mai-soci
東京電力は29日、
福島第1原発事故で避難区域となった
福島県11市町村の住民が所有する宅地の不動産や家財の
賠償請求の
受け付けと支払いを始めると発表した。
支払いは最短で4月下旬に開始するという。
東電はこれまで、避難者に精神的損害や営業損害などを支払ってきた。
財物賠償の支払い開始により、避難先で新しい住宅を購入するなど生活再建が本格化する。
建物の賠償額は、固定資産税評価額もしくは平均新築単価を基に、
築年数や構造に応じて算出。被災状況によって個別に評価する方法も選択できる。
家財については、世帯人数や家族構成に応じて設定した定額を支払う。
東電はこれらの基準を昨年7月に公表していた。
請求手続き開始がその約8カ月後と遅れた理由について、
福島県庁で会見した石崎芳行・東電福島復興本社代表は
「未登記の不動産への対応に時間がかかった」
などと説明。
数十年前の所有者のまま登記が更新されていないケースが多数あったという。
石崎代表は
「避難者のこれからの生活設計にかかわる
大事な賠償の手続きが遅れたことにおわび申し上げます」
と述べた。
地震や津波で倒壊した建物は賠償の対象外。
森林や田畑など農地については賠償の基準がまだ決まっていない。
【キーワード】
福島第一原子力発電所事故
(ふくしまだいいちげんしりょくはつでんしょじこ)は、
東京電力の福島第一原子力発電所で発生した、
炉心溶融など一連の放射性物質の放出を伴った原子力事故。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による
「地震動」と「津波」の影響により発生した事故である。
(wikipediaより)PR
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