道後温泉、進まぬ修復計画…観光客離れを懸念
読売新聞 4月7日(日)12時41分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130406-00001199-yom-soci








夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台として知られる松山市の観光名所・
道後温泉本館(重要文化財)で
修復計画が持ち上がっている。
来年で築120年となり、耐震性を考えると修復は待ったなしの状況だが、
工事による観光客離れが懸念され、温泉街からは「死活問題だ」との声が噴出している。
道後温泉街には旅館やホテル33軒が並び、年間100万人余りが訪れる。
中核施設である本館は、明治の息吹を伝える建築で、松山のシンボルだ。
2001年の市の調査で、床下のシロアリ被害や浴槽下のコンクリート劣化が次々と見つかった。
しかも昭和初期まで増改築を繰り返したことで構造が複雑化し、簡単には修復できないことが判明。
全面修復だと8年間は閉館、営業しながらの部分改修でも11年かかるという。
【キーワード】
道後温泉(どうごおんせん)は
四国・愛媛県松山市(旧国伊予国)に湧出する温泉である。
日本三古湯の一といわれる。
その存在は古代から知られる。古名を「にきたつ」(煮える湯の津の意)といい、万葉集巻一に見える。
なおかつてはこの周辺が温泉郡(湯郡)と呼ばれていたが、
これはこの温泉にちなむ地名である。伊予国(いよのくに)という名前も湯国(ゆのくに)が転じたものという説がある。
夏目漱石の小説『坊つちやん』(1905年)にも描かれ、愛媛県の代表的な観光地となっている。
2007年8月に地域団体商標(地域ブランド)として認定された(申請者は道後温泉旅館協同組合)。
(wikipediaより)
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