検査結果「安全」でも…消費者「安心」得られず 食品中の
放射性物質 新基準1年
産経新聞 3月30日(土)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000122-san-soci
食品中の放射性セシウムの新基準値が昨年4月に施行されて、
まもなく1年となる。
東京電力福島第1原発事故から時間がたつにつれ、
食品から検出される放射性セシウムの値は下がりつつあり、
厚生労働省は4月から、17都県が重点的に行う検査の品目を減らす。
ただ、検査結果は「安全」でも消費者の「安心」を得るには至っていない。
厚労省によると、原発事故後の平成23年3~6月は検査した野菜類3568点のうち
約10%(363点)で放射性セシウムが1キロ当たり100ベクレルを超えていた。
だが、24年度(今月28日まで)に検査した全食品27万6523点では
基準値を超えたのは約0.85%(2371点)にとどまる。
ただ、消費者庁の調査で約2割が福島県産の食品購入をためらうほか、
風評被害の影響もあり、消費者の不安は残ったままだ。
需要減から価格下落もみられ、築地市場(東京)では、
福島県の主力産品であるモモの昨年7~9月の平均価格が、
22年(1キロ416円)より安い333円だった。
【キーワード】
風評被害(ふうひょうひがい)とは、
風評によって、経済的な被害を受けること。
事実を伝えない・正確な情報を提供しない事が原因ともなっている。
なお、この定義に合致しない事象に対しても風評被害という語が用いられることがあり、
本項では風評被害として報道等がなされた事象全般について概説する。
(wikipediaより)PR
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