映画で
自殺予防訴え=EU職員が制作、無料公開
時事通信 3月30日(土)16時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000043-jij-soci
年間3万人近い日本の
自殺者。
こうした状況に歯止めをかけようと、欧州連合(EU)の駐日代表部職員でアイルランド人の
レネ・ダイグナンさん(41)は
自殺予防のドキュメンタリー映画を制作、
インターネットの動画サイト「ユーチューブ」で無料公開している。
ダイグナンさんは「政府による対策だけでなく、社会全体の理解と支援が欠かせない」と訴える。
映画の題名は「自殺者1万人を救う戦い」。
隣家の住人の
自殺を防げなかったのをきっかけに、
予防に取り組むNGO代表やジャーナリストら96人をインタビュー。
仕事後の時間や休日を利用し、3年がかりで撮りためた100時間以上の映像から52分の映画を完成させた。
映画は、「
自殺マニュアル本」の存在など、
自殺をめぐる日本の特殊な状況にスポットライトを当てるほか、
自殺の要因の一つであるアルコール依存症などに触れる。
また、
自殺の名所として知られる東尋坊(福井県)で、
退職後もパトロールを続ける元警察官の声などを紹介している。
これまで東京都内で20回以上、上映会を重ね、
全国から問い合わせが相次ぐ。
ダイグナンさんは
「日本には自殺を美化する風潮や、
精神医療制度が十分に機能しない背景があるのではないか」と指摘。
「社会の無関心も大きい」とし、
「苦しむ人の話に耳を傾けて」と呼び掛けている。
サイトのアドレスは「http://www.saving10000.com/」。
【キーワード】
他人を自殺させること、自殺を助けることは自殺関与罪(刑法第202条)とされ、法律で禁止されている。
また、もともと自殺する意思がない人に自殺を決意させて自殺させることは自殺幇助罪として、
法律で禁止されている。
現在の日本においては、自殺することは特には法的には犯罪と定められてはいない
(死んでしまっている人に対しての処罰規定は基本的に定められていない)。
(wikipediaより)PR
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