「
自炊」代行、
著作権使用料徴収で許諾検討
読売新聞 3月26日(火)6時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130325-00001600-yom-soci








紙の本をスキャナーで読み取り、
自前の電子書籍を作る「
自炊」の代行業者に対し、
スキャン行為を許諾する代わりに、
業者から著作権使用料を取る構想が、
作家や漫画家などの著作者団体の間で検討されていることが25日、わかった。
日本文芸家協会や日本漫画家協会、
日本写真著作権協会などが、26日、
「蔵書電子化事業連絡協議会」を設立。
許諾を与える枠組みやルール作りについて本格的な協議を始める。
個人が自ら使用する目的で
自炊を行うことは、
紙の本を自分でコピーするのと同じく、
「私的複製」として著作権法で認められている。
しかし、自炊代行業者は客の依頼を受け、
紙の本を1冊100円前後で大量に電子書籍化している。
作家や出版社は、複製者と利用者が異なるため私的複製には当たらず、
著作権法違反だとして、スキャン行為の差し止め訴訟を起こすなど反発を強めてきた。
【キーワード】
電子書籍に関する自炊(じすい)とは、
自ら所有する書籍や雑誌を
イメージスキャナ等を使って
デジタルデータに変換する行為(デジタイズ)を指す俗語。
デジタル化(スキャン)の効率化のために、
書籍や雑誌を裁断機やホットプレート、
アイロン等で分解する行為までを含む。
もともとはP2Pソフトウェアで
不特定多数に配布(当然著作権侵害となる)目的で
書籍を自身でスキャニングするというネットスラングだった。
一方で自身では器材を揃えず、
書籍のデータ化作業を他人である業者に
依頼することを「自炊代行」、「スキャン代行」と呼ぶ。
(wikipediaより)PR
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