「自殺」改め「自死」…島根県文書、遺族に配慮
読売新聞 3月30日(土)12時54分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000539-yom-soci
島根県は
自殺対策総合計画の名称を「
自死対策総合計画」に改め、
4月から市町村への文書でも「
自死」という語句を使うことを決めた。
自殺という言葉のイメージを嫌う遺族が多いため。
内閣府などによると、行政文書で「
自殺」を「
自死」に統一する自治体は全国で初めてという。
計画は県の自殺防止策の基本方針を示し、2012年度末が改定の時期。
遺族から「自殺の言葉には自分を殺した人というイメージがあり、死者の尊厳も守れない」との声が寄せられ、表現を改めることにした。
パンフレットや通知文、県の資料などで「
自死」と記載。
県は「新しい表現で遺族への偏見をなくし、自死予防を進めたい」としている。
全国自死遺族連絡会(仙台市)の田中幸子代表(64)は
「画期的だ。各地の遺族団体が要望しており、大きな一歩。他の自治体にも広がってほしい」
と話した。
【キーワード】
自殺(じさつ、英: suicide)とは、
自分で自身の命を断つこと。
自害、自死、自決ともいう。
命を絶った方法で呼び分けることもある。
また、恋人・配偶者・子どもなどを道連れにすることを心中という。
死に至らなかった場合は「自殺未遂」(じさつみすい)という。
(wikipediaより)PR