相撲協会、危機管理委員会で再検証へ
デイリースポーツ 4月4日(木)6時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130404-00000011-dal-fight







日本相撲協会は3日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、
八百長問題をめぐる裁判で解雇無効の判決が下った
元幕内蒼国来の恩和図布新氏(29)=中国出身=に対する
控訴断念と現役復帰を正式決定した。
蒼国来は27日の横綱審議委員会の稽古総見から協会の行事に加わり、
名古屋場所(7月7日初日・愛知県体育館)に西幕内15枚目で復帰する。
協会は
八百長問題当時の調査方法の妥当性を今後、危機管理委員会で再検証する。
復帰決定の蒼国来に対して、協会は最大限の配慮を示した。
2年間のブランクを考慮し、夏場所ではなく1場所の猶予を設けて名古屋場所での再起とし、
同時に西前頭15枚目の地位も確約した。
外部理事の宗像紀夫・危機管理委員長(元東京地検特捜部長)は
「協会側が勝てる新たな証拠を出せず、控訴しないという結論になった。理事会でも満場一致だった」
と経緯を説明した。
今後は敗訴に至った原因を調査するため危機管理委員会で検証する。
宗像理事は「必要があれば聖域は設けない。(当時の)幹部を含めて調査の対象になる」と話し、
解雇処分を下した当時の放駒理事長(元大関魁傑)をはじめ、
調査にあたった担当者にも事情を聴く可能性を示唆した。北の湖理事長は文書で、
「蒼国来は疑われたことにより、ファンの目も厳しくなると思われますが、
より一層稽古に精進しファンを魅了する相撲を取ることを期待いたします」とコメントを発表した。
【キーワード】
大相撲八百長問題(おおずもうやおちょうもんだい)とは、
2011年に発覚した、日本相撲協会の現役の大相撲力士による
大相撲本場所での取組での八百長への関与に関する問題である。
大相撲の八百長とは、主に本場所での取組で力士同士が白星を金で売買する故意の敗退行為である。
携帯電話のメールでやり取りしていたとされ、勝ち負けのほかに取り組みでの具体的な戦い方の内容についても
やり取りしていたとされるもので、数十万円の金銭がやり取りされたと報道されている。
実際の取り組みではメールのやり取り通りの内容になったことが明らかになっている。
(wikipediaより)
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