韓国の複数の放送局や銀行に大規模
サイバー攻撃 警戒強める
フジテレビ系(FNN) 3月20日(水)23時52分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130320-00000556-fnn-int
韓国で、
複数の放送局や銀行のコンピューターが、一斉にダウンした。
韓国政府は、
ある特定の管理サーバーから悪性ウイルスがばらまかれた、
サイバー攻撃の可能性が高いとみて、警戒を強めている。
パソコンには、
「OSが見つからない」
というメッセージ、
そして、深刻なエラーを意味する
「ブルースクリーン」が表示されていた。
20日午後2時すぎ、
社内のコンピューターシステムが、
突如ダウンした。
放送自体に支障はなかったものの、
制作現場は大混乱に陥った。
また、韓国に多数の店舗を持つ大手銀行でも、
ネットワークがまひし、
ATM(現金自動預払機)が使えなくなった。
さらには、窓口業務も停止してしまっていた。
大手銀行でも、
午後2時すぎにシステム障害が発生し、
ATMやインターネットバンキングが、
一斉にダウンした。
2時間後に、システムが復旧した。
今回、同時多発的に起こった
サイバー攻撃で
、地上波大手テレビ局3局、大手銀行、
そして農協の、あわせて5つの機関が被害に遭った。
放送通信委ネットワーク情報保護チーム長は
「ハッキングによる、
悪性コンピューターウイルスの
流布であると把握している。
ウイルス源を集めて、調べている」
と述べた。
韓国政府当局は、一連の攻撃は、
コンピューターウイルスによるハッキングと確認。
東京大学大学院情報学環・山内康英客員研究員は
「個人で、このような大きな攻撃を行うとは考えられませんので、
国家の中のある組織が実行したものであるというふうに、
考えるべきだろうと思います。
米国、韓国の合同演習に対して、
極めて神経をとがらせている北朝鮮が、
これに対する対抗措置をとる、
挑発を行うということは、大いに考えられる」と話した。
北朝鮮が反発する中で行われた、
米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」。
21日で終了という中、今回の
サイバー攻撃は起こった。
2011年3月に、軍事演習が行われていた時期にも、
韓国の政府機関などに、
北朝鮮によるものとみられる、
サイバー攻撃があった。
当時、その攻撃の一部は、
日本のパソコンを経由した可能性が指摘されていた。
東京大学大学院情報学環・山内客員研究員は
「家庭で使う、あるいは業務用に使うサーバーのセキュリティーを常に、
十分に上げていくということが重要になります」と話した。
韓国政府当局は、農協の一部端末や、
放送局のパソコンを起動させないなどの措置をとり、
軍・警察・民間の合同対策チームが、
すでにウイルスを採集し、攻撃主体を調査している。
最終更新:3月20日(水)23時52分
【キーワード】
サイバーテロ (cyber-terrorism) とは、
ネットワークを対象に行われるテロリズムである。
サイバー攻撃と呼ばれる場合もある。日本においては、
犯罪の様態としては
電子計算機損壊等業務妨害罪および
共同正犯に抵触する可能性のある
威力業務妨害(刑法犯罪)である。
また民事損害賠償請求訴訟の
訴因行為となる可能性がある。
これらはクラッカーが行う
コンピュータウイルスの大量発信や
大規模なクラッキング行為などを指すが、
特に何等かの集団によって
社会的・政治的理由に基づき発生すると考えられている。
日本では日中韓のナショナリストによる
サイバー戦争が有名で、
この他にも企業体質や特定団体の方策を批判しての
DoS攻撃もしばしば見られ、
これらではウェブサイトのアクセス超過による
閲覧不可能な状態から、ク
ラッキングによる改竄を受け、
何等かのメッセージが残されたケースもある。
特に国家間や民族間の問題に絡んで行われるケースでは、
新聞のメディア各社や地方自治体など
公共機関、更には中小企業のサイトが攻撃され、
改竄されると言った事件も発生している。
「サイバー攻撃」と呼ばれる場合は、
概ねネットワークを介したクラッキング行為全般を指しており、
思想信条を背景としたテロリストが行うテロ行為だけでなく、
軍隊・情報機関による高度なクラッキング攻撃から、
未成年者などの愉快犯が行う比較的軽度のものまで含まれ、
その差異は定かでない。
(wikipediaより)PR
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