肉食恐竜「
獣脚類(じゅうきゃくるい)」の化石、中1が発見…琥珀採掘体験中に
読売新聞 3月29日(金)12時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130329-00000721-yom-sci
岩手県久慈市の約8500万年前(白亜紀後期)の地層から、
「
獣脚類(じゅうきゃくるい)」(肉食恐竜)の左後ろ足の趾(し)骨(指の部分)の
化石が発見されたと29日、久慈琥珀(こはく)博物館が発表した。
青森県の中学1年生が発見した。
国内で肉食恐竜の化石の発見は10例目で、東北での発見は初めてという。
化石は長さ3・1センチ、最大幅1・3センチ。
昨年5月5日、久慈市の久慈琥珀博物館を家族で訪れた
青森県南部町の中学1年、佐々木貴杜(たかと)君(13)が、
同館の琥珀採掘体験場で琥珀を探していた際に発見した。
同館が早稲田大国際教養学部の平山廉教授(古生物学)らに鑑定を依頼した結果、
骨の形や大きさ、くぼみなどから、
コエルロサウルス類に属する小型恐竜(体長1~2メートル)の左後ろ足で、
内側から3本目の指の部分の骨と結論づけた。
【キーワード】
獣脚類(じゅうきゃくるい、学名:Theropoda)は、
竜盤類の恐竜の一分類群(タクソン)。
獣脚類の恐竜は二足歩行をし、
ティラノサウルスのような大型肉食恐竜、
および、ヴェロキラプトルのような高知能の肉食恐竜を含む。
肉食のものが多いが、魚食を主にしたものや雑食、
植物食になったものなど多様な生態をもった。
また、鳥類の祖先も獣脚類の恐竜のデイノニクス類(en/cf.ja)から進化した。
獣脚類の多くは羽毛を有していたことが
近年の満州やモンゴルからの羽毛恐竜の相次ぐ発見から分かってきた。
初期の羽毛は単純な構造であり、
進化の過程により複雑化していったとされる。
元々の羽毛の目的は飛翔ではなく、
保温等であったらしい。
(wikipediaより)PR
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