大阪・心斎橋筋商店街に「
景観協定」 風俗店建築は禁止
朝日新聞デジタル 3月30日(土)0時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000002-asahi-soci
大阪・ミナミの心斎橋筋商店街(大阪市中央区)で、
風俗店の建築や動画広告の作製を禁止する「
景観協定」が28日、
市に認可された。景観法に基づく協定で、都心部では珍しい。
協定の対象は御堂筋東側を南北に貫く心斎橋筋商店街の約600メートル。
デパートや衣料品店などが軒を連ねる街で落ち着いて買い物を楽しめる環境を守ろうと、
協定では風俗店やパチンコ店の建築、動画など派手な広告を禁じる。
商店街振興組合が数年かけ、協定申請に必要な地権者ら約400人の85%から同意を得た。
地権者が相続や譲渡で替わっても
景観協定の順守が義務づけられ、
従わない場合は商店街側が是正勧告や復元要請をできる。
2004年の法施行から今年1月までに協定は由布院温泉(大分県由布市)など40件で成立。
国土交通省は「地元の声が出発点で行政の規制でない点に意味がある。
土地の権利関係が複雑な大都市での認可は大変珍しい」という。
【キーワード】
景観協定
景観計画区域内の土地の所有者等は、景観協定を締結することができる。
意匠など地区計画よりも制限できる項目が広い。
従来の自治体の条例に基づくものと異なり強制力があり、
また協定締結後に区域内の不動産を取得した者も拘束するので、
締結当事者のみが拘束される普通の契約(協定)よりも強い効力を持つ。
(wikipediaより)PR
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