低気圧、日本海で急速に発達
産経新聞 4月7日(日)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130407-00000086-san-soci








台風並みに発達し、広い範囲で激しい風雨をもたらしている今回の
低気圧。
春先から5月にかけ、低気圧が日本海で急速に発達して荒天をもたらす気象状況は
「春の嵐」「メイストーム(5月の嵐)」と呼ばれ、
昨年4月に死者5人を出した「爆弾低気圧」のように、しばしば大きな被害をもたらす。
気象庁によると、今回の
低気圧は東シナ海上で発生。
日本列島に近づく際に北方の大陸側から寒気、南の海上から暖気がそれぞれ流れ込み、
ぶつかり合うことで上昇気流が生じて低気圧が発達した。
上昇気流は寒気と暖気の温度差が大きければ大きいほど強くなって低気圧を発達させるが、
今回はそれぞれの勢力が非常に強いという。
春になると南の海上が温暖になる一方、北からは真冬を過ぎたとはいえ、
ときどき強い寒気が南下する。
そうしたタイミングで今回のように日本海を通過する低気圧は、急速に発達して春の嵐となりやすくなる。
気象庁は「昨年4月の
低気圧ほどには発達しない」と予測するが、
7日も低気圧は勢力を強め、北日本を中心に非常に強い風が吹く恐れがあり
引き続き警戒を呼びかけている。
【キーワード】
低気圧(ていきあつ、英語:low pressure)とは、周囲より気圧の低い部分をいう。
周囲より気圧が低いと定義されるので、中心気圧が1気圧(1013hPa)より高い低気圧も珍しくない。
冬季にシベリア高気圧の圏内に発生する低気圧の中には1030hPa以上のものもしばしば見られる。
一般に、低気圧は雲を伴い、雨や風をもたらす。
(wikipediaより)
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