パナソニック、
プラズマテレビ撤退へ検討 14年度にも
朝日新聞デジタル 3月18日(月)11時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130318-00000017-asahi-ind
パナソニックがテレビ事業を
大幅に縮小する検討に入ったことが18日、
明らかになった。
国内家電メーカーで唯一、
生産を続けていた
プラズマテレビ事業から
早ければ2014年度にも
撤退し、
液晶テレビも
自社でのパネル生産を
外部調達に切り替えていく。
28日に発表する
今後3カ年の中期経営計画に
盛り込む見通しだ。
パナソニックは
97年に
プラズマテレビを販売し、
シャープなどの液晶テレビ陣営と激しく競争を展開。
プラズマテレビは
高精細な画質と大型化が売りだったが、
液晶テレビでも
画質向上や大画面化などの技術革新が進んだため、
競争力を維持できず、
日立製作所とパイオニアがすでに撤退。
パナソニックが国内で唯一のメーカーだった。
パナソニックの
プラズマテレビの販売は、
薄型テレビ市場の1割にも満たず、
テレビ事業全体も今年度で5期連続の営業赤字の見通し。
今後、プラズマテレビの主力、尼崎工場(兵庫県尼崎市)
でのパネル生産を徐々に絞り、
撤退する方向だ。
従業員については配置転換などを検討する。
【キーワード】
プラズマディスプレイ (PDP, Plasma Display Panel) は
放電による発光を利用した
平面型表示素子の一種である。
電極を表面に形成したガラス板と、
電極および、微小な溝を表面に形成し、
溝内に赤、緑、青の蛍光体層を形成した
ガラス板とを狭い間隔で対向させて希ガスを封入し、
この電極間に電圧をかけることによって紫外線を発生させ、
蛍光体を光らせて表示を行っている。
利点として、
自発光型のディスプレイで
視野角が広い、応答速度が速い、
色純度がよい、比較的大型化が容易(液晶と比べて)
という点が挙げられる。
また欠点として、
明るい部屋でのコントラストが低く画面が暗い、
ガラスパネルの光反射、擬似輪郭が発生する、
焼き付きが起きる可能性がある、
ディスプレイの発熱量が多く
液晶よりも電力量が高い、高精細化が困難、
という点が挙げられる。
近年では以前に比べかなり改善され、
特に消費電力の点では、平均的な動画像表示時においては、
液晶テレビよりも消費電力が小さくなってきている。
これは、PDPでは、表示画像によって
消費電力が変化する(暗い絵では消費電力が小さい)のに対し、
液晶ディスプレイでは、
バックライトが常に点灯しているため、
映像による消費電力変化が無いためである。
それに伴いディスプレイの発熱量も減少している。
最近の民生用PDPでは、
パネル寿命が10万時間に達しており
液晶ディスプレイのバックライト寿命よりも
上回って来ている。
(wikipediaより)PR
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