「
はやぶさ」「
イカロス」プロジェクトチーム解散 「当初の目的を達成」
ITmedia ニュース 3月29日(金)19時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130329-00000067-zdn_n-sci
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2月28日、
小惑星探査機「
はやぶさ」と、
小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」(
イカロス)の
両プロジェクトチームを解散すると発表した。
プロジェクト終了の審議に付され、
「当初の目的を達成するとともに、
プロジェクト業務を全うしたと認められた」という。
はやぶさは、2003年5月に打ち上げ、
2年半かかって小惑星「イトカワ」に到達。
さまざまな困難を乗り越え、10年6月に、
イトカワの微粒子を収納したカプセルが地球に帰還した。
今後、
はやぶさが持ち帰った小惑星サンプルを維持・管理するキュレーション業務は、
宇宙科学研究所に移管する。
イカロスは、ソーラーセイルを張って太陽光(光子)を受けて進む“宇宙ヨット”。
10年5月に金星探査機「あかつき」とともに打ち上げられ、
6月、宇宙でセイルを全展開し、薄膜太陽電池による太陽光発電を実現。
12月には金星から約8万キロの地点をフライバイし、
金星の撮影に成功するなど、当初予定していた実験をすべて終えていた。
はやぶさの後継機となる
「
はやぶさ2」は11年5月にプロジェクト化されており、
14年度の打ち上げを目指している。
はやぶさ2には一般からの寄付金約1900万円を使って
小型カメラ1台が追加で搭載されることが決まった。
【キーワード】
はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)は、
2003年5月9日13時29分25秒(日本標準時、以下同様)に
宇宙科学研究所(ISAS)が打ち上げた
小惑星探査機で、ひてん、はるかに続くMUSESシリーズ3番目の工学実験機である。
イオンエンジンの実証試験を行いながら2005年夏にアポロ群の小惑星 (25143) イトカワに到達し、
その表面を詳しく観測してサンプル採集を試みた後、
2010年6月13日22時51分、60億kmの旅を終え、地球に大気圏再突入した。
地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンは、
世界初である。
(wikipediaより)PR
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