バンプ・オブ・チキン、結成17年の結晶!7・3初ベスト2枚同時発売!
スポーツ報知 4月12日(金)7時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130411-00000244-sph-ent








人気4人組ロックバンド「
BUMP OF CHICKEN(
バンプ・オブ・チキン)」が、
7月3日に初のベストアルバムを2枚同時発売する。
シングル曲を中心に、1999~2004年、05~10年の2つの年代に分けて代表曲を収録。
総売り上げ1100万枚の豪華ベストとなる。
また、8月9日には地元の千葉・QVCマリンフィールドで初のスタジアムライブを行うことも決定した。
21世紀の日本のロックを代表するカリスマバンドが結成17年、
デビュー13年目で初めて集大成のベスト盤を発売することになった。
「
BUMP OF CHICKEN1<1999―2004>」と「BUMP OF CHICKEN2<2005―2010>」の年代別の2枚同時発売。
1にはインディーズ時代の代表曲「ガラスのブルース」や80万枚の最大のヒット曲「天体観測」など14曲。
2には初のCMタイアップ曲となった「涙のふるさと」、映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の主題歌になった「花の名」など13曲を収録する。
収録されたシングル曲の総売り上げは約600万枚、アルバムは約500万枚で、合計1100万枚の豪華盤だ。
BUMP OF CHICKENは、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督も通った千葉・佐倉市の小学校出身の幼なじみ4人で結成。
ボーカル・藤原基央(34)によるナイーブな歌詞とキャッチーなメロディーでデビュー当初から注目を集め、
02年に「天体観測」をモチーフにした同名の連続ドラマが制作され、一気に知名度を上げた。
テレビの音楽番組にはほとんど出演していないが、同世代の若者を中心にカリスマ的な人気を誇り、
シングルは最新の「firefly」まで13作連続で3位以内(7作が1位)、
アルバムはメジャー第1弾「jupiter」から最新作「COSMONAUT」まで5作連続で2位以内(3作が1位)を記録。
エンターテインメント業界内でもファンが多く、映画、CMなどのテーマ曲を立て続けに手掛けている。
今回のベストについてメンバーは
「最近、新たに出会えたリスナーの方に、僕たちの今までを知ってもらえるにはどうしたら良いかと考えた結果、
ベスト盤という形態にたどり着きました。
自分たちにとっては、バンドの歴史を客観的に振り返ることができるアルバムになりました。
ずっと応援してくれているリスナーの方にもそのように触れていただけたら幸いです」とコメントしている。
【キーワード】
BUMP OF CHICKEN(
バンプ・オブ・チキン)は、
1994年に結成された、日本のオルタナティヴ・ロックバンド。
略称として話す際には『バンプ』表記の際には『BOC』などがよく用いられる。
トイズファクトリー所属。バンド名は『弱者の反撃』という意味を持って名付けられた。
オリコン集計におけるアーティスト・トータルセールス(CD総売上)は約764万枚(2012年5月時点)。
全員が1979年生まれで千葉県佐倉市出身(藤原のみ秋田県生まれ)。
また「メンバーは皆平等」との考えから、バンド内でのリーダーは決めていない。
デビュー前
4人は幼稚園からの顔なじみであるが、幼稚園時代、藤原と直井・増川は升の事を知らなかった。
そのうち直井と升・増川の3人は同じ臼井小学校に通う。
そして全員が同じ佐倉市立臼井西中学校へ進学し再会。
全員がバスケットボール部に所属していたが万年補欠だったため、
よく「体育館倉庫を真っ暗にして閉じこもる遊び(暗闇ごっこ)」をするなどして親交を深めた。
1994年、中学3年生の頃学校の文化祭へ向けバンドを結成(当時のバンド名は“ハゲバンド”)。
「ツイスト・アンド・シャウト」や「スタンド・バイ・ミー」などをコピーした。
結成当初、ギター担当は別のメンバー(通称:“あいつ”)がいたため、増川は幕の上げ下ろしなどのスタッフ的な役割が主だった。
1995年にはオリジナル曲を持って次々と各地の大会へ出場する。
同年秋には藤原が高校を中退し本格的に音楽活動へのめり込むようになっていた。
藤原初の単独での作詞・作曲となったオリジナル曲「DANNY」(後に隠しトラックの形で収録)や、「BUMP OF CHICKEN」などもこの頃に完成する。
ところが、メンバーの“あいつ”はやる気があまりなかったらしく次第に真面目に練習しなくなったため、
チームワークの乱れに不安を覚えたメンバーが“あいつ”に内緒で増川と4人で大会に出たところ健闘。
結果“あいつ”はバンドを離れることとなり、増川が正式にギター担当としてバンドへ迎え入れられた。
これは1996年春のことであった。
その夏にはBeat Brust in Japan に「ガラスのブルース」(後のアルバム『FLAME VEIN』収録曲)でエントリー、全国大会でグランプリを獲得。
その後都内でのライブや千葉県内ツアーを経験した後に初の音源となる「BUMP OF CHICKEN(のテーマ)」「DANNY」「ガラスのブルース」等を収録したデモテープの製作・配布を開始。
増川と升の大学受験のための一時活動休止期間を経て1998年、6月には劇団「すいっち」公演のミュージカル『はしるおんな』に生バンド役としてメンバーが出演。
藤原も6曲ほど公演のために書き下ろす(藤原曰く、最初の「MOTOO FUJIWARA名義での活動」はこれである、とのこと)。
1998年10月24日には500枚限定CD『BUMP OF CHICKEN』を発売、1か月で完売する。
所属事務所はロングフェロー(LONGFELLOW)で、ヒップランドグループ傘下の事務所だが
BUMP OF CHICKENのほかにアーティストは所属していない。
プロデューサーはMORで、近年Produce欄のクレジットに名が載るようになったBUMP OF CHICKENのプロデューサー集団である。
アーティスト・マネージャーは高橋浩章で、公式サイトでは「TAKAHASHI DIARY」を連載(由来は高橋書店の「手帳・ダイアリー」より)している。
BUMP OF CHICKENのロゴデザインや、シングル『プラネタリウム』以降のジャケット・デザインはタイクーングラフィックスが手がけている。
メジャーデビュー以降のミュージック・ビデオは「涙のふるさと」「グッドラック」「Smile」(シングルver.)をのぞく全てが映像作家の番場秀一の手によるもので、
映像作品『人形劇ギルド』の映像パートの製作も担当した。
また、2005年初頭のNHKの番組『スーパーライブ』放送時には番組の演出も行った。
SPACE SHOWER Music Video Awardsではネット投票による「BEST YOUR CHOICE」部門にて2004年、2005年と「ロストマン」「車輪の唄」の2作のミュージック・ビデオで受賞している。
メンバーの話によると、デビュー後はいわゆる「ボツ曲」が1曲も生まれていないという。
つまり藤原がレコーディングに持ってきた曲はすべて何らかの形でリリースされてきたということになる。
藤原は雑誌のインタビューで「シングル曲と対になってるからこそカップリング。シングルに入ってる2つの曲はカップル。
だからカップリング曲はこの位置が一番いいし、そういうふうに発想して作曲しているし、
曲たちもそれを望んでいると思う」と発言しており、そのためかカップリング曲はアルバムには一切収録されていなかったが
(唯一の例外は「LAMP」廃盤のため『FLAME VEIN+1』に転載収録された「バトルクライ」)、
2008年にカップリング集『present from you』を発表した。
メンバーはその理由に、カップリング曲がA面曲のおまけと評されファンに聴かれないことが残念だったことを挙げている。
シングルのカップリング曲がアルバムに収録されないこと自体は、音楽業界ではごく当たり前に行われている。
また、アルバム『COSMONAUT』期のシングルについては、シングル用に曲を書くというスタイルではなく、
アルバムストックの中からシングルを切っていくというスタイルが多用された。
このため、「R.I.P.」「Merry Christmas」を除くシングル曲は、楽曲制作の時期とリリース時期との間に大きなタイムラグがある。
例えば「HAPPY」は2008年11月に制作されたが、シングルとしてリリースされたのは2010年4月であり、実に1年5ヶ月も空いていることになる。
(wikipediaより)